琉球ガラス村ってどんなところ?

那覇空港から車で約25分、那覇インターからは車で約40分の沖縄本島の最南部糸満市にある琉球ガラス村。県内最大の手作りガラス工房として観光客に人気です。

琉球ガラス村内には、ガラス工房「職人」、ガラスショップ、アウトレットショップ「じゃんがらや」、琉球ガラス美術館、レストランぎやまん館、相田みつを言葉の森の計6施設があり、雨の日でも楽しむことができる屋内の観光施設も充実しています。

様々な個性溢れる琉球ガラス製品を購入することができるショップはもちろんですが、ガラス工房見学や体験教室があるのも人気のポイントで、家族みんなが楽しんでそれぞれに思い出を作ることができます。

無料で見学可能なガラス工房見学では、1,300℃の窯とガラス職人を目の前で見学でき、琉球ガラスができるまでを間近で体感できます。

琉球ガラスを使った各種体験コーナーも充実していて、所要時間5分の吹きガラス作り体験・アクセサリー作り・フォトフレーム作り・ジェルキャンドル作り・色付け体験があり、個人の場合はすべて予約不要です。

建物自体にも琉球ガラスが使用されており、色々な角度から琉球ガラスの魅力に触れることができる施設です。


琉球ガラスの歴史

沖縄土産の定番として広く知られている「琉球ガラス」ですが、その歴史は紅型ややちむんに比べると沖縄の伝統工芸としては浅いそう。

もともとの歴史は、明治時代に長崎や大阪からやってきたガラス職人によって伝えられ、廃瓶を再利用して投薬瓶やランプのほやといったの生活用品に作り替えれたのが始まりと言われています。

戦後になると駐留米軍が使用したコーラやビールの色つきのガラス瓶を再生して、色とりどりの製品も作られるようになりました。

廃材を再利用してガラスを製造すると、ガラスと廃材に付着している不純物が混ざる工程で気泡が発生しやすくなりますが、これが当時沖縄でセス渇していたアメリカ人から人気を集めるように。

それから徐々に日用品やお土産としても需要が高まるようになり、1975年の沖縄海洋博覧会をきっかけに観光土産品として広く知られることとなりました。

現在の琉球ガラスは原料や技法も大きく進化を遂げ、1998年には沖縄県の伝統工芸品として認定されています。


琉球ガラスの工房について

琉球ガラスの工房は、沖縄県に数多く存在しています。最も琉球ガラス製品に多く用いられている成形技法は「吹きガラス工法」。

1300度にもなる窯がある工房は、夏場になると涼しいところでも工房内の温度は40℃超になるとか。

職人さんが作成している様子を見学することができる工房も多い他、ショップを併設している工房も多くあります。

また近年では「スタジオガラス」と呼ばれる小規模工房が増えていて、若手職人たちの手による個性的な琉球ガラスが続々と生まれています。

琉球ガラスの体験ではどんなものが作れるの?

沖縄県の観光として人気がある体験の1つが、琉球ガラス作りの体験。県内各地に体験することができる工房が多くあります。

具体的な体験内容としては、「吹きガラス体験」でグラスを作成したり、「アクセサリー作り」や「フォトフレーム作り」など。またシーサーの色付け体験もあります。

予約の要不要や対象年齢は体験工房によって異なるので、あらかじめ公式ホームページなどでの確認がおすすめです。

琉球ガラスの魅力

もともとは廃瓶を利用して作られていた琉球ガラスですが、現在では様々な原材料を調合して作られています。

その魅力は1つとして同じものがなく、大らかでどこか素朴な雰囲気を感じること。

手作りのオンリーワンなので、同じ製品であっても微妙に形や色が異なっていて職人の温かみを感じることができます。

また琉球ガラスのカラフルな色も魅力。沖縄の太陽や空、海、草花といった自然をイメージさせる作品が多くあります。